仰臥位で撮る口腔内写真９枚法
01.規格性のある口腔内写真と準備物

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

＜規格性のある口腔内写真とは＞
・撮影の倍率、画像の明るさや色調を標準化すること
・常に同一条件で撮影していること
・構図が適切で、不要なもの（口唇、口角鉤、ミラーの縁や唾液など）が写っていないこと

＜撮影のための準備物＞
・口腔内撮影用カメラ
・口角鉤
・舌･口蓋側兼側方用ミラー：やや幅の細いものが望ましい
・咬合面観用ミラー
・ミラーを温めるためのお湯またはバーナー

＜９枚法撮影の順番＞
1 　正面観
2　右下舌側面観
3　右上口蓋側面観
4　左側方面観
5　左下舌側面観
6　左上口蓋側面観
7　右側方面観
8　下顎咬合面間
9　上顎咬合面間

＜９枚法のカメラの設定＞
[一眼レフ]　1/1.2倍　マニュアルモード
[アイスペシャル]　1/1.1倍 or 1/1.3

＜基本のポジショニング＞
・基本的には患者さんの右側に立って撮影する
・チェアの高さは、太ももの付け根から約10~15㎝下になるように設定する