ラ・プレシャスで医院研修を担当している教育のプロが『新人教育とは?』をテーマに行なったインスタライブ座談会の切り抜き
・新人教育で気をつけていることや教え方のコツなどのアドバイス
・新人から先輩に聞くときのコツ
・ラプレ流!インスツルメントの把持方法など
※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
▼新人教育で気をつけていること
・学習者のペースに合わせる
・一方的に話すのではなく、理解度をその都度確認しながら進める
・“見せる”だけでなく具体的に言語化して伝える
・いつでも質問できる環境、気を使わせない雰囲気を作る
・もらった質問は否定せずに一旦全て受け止める
▼岡村流!教え方のコツ
・伝えたことができるようになることがゴール
教えたつもりで終わらない!
・今日何をするのかを明確に伝えて、その人に合ったその日のゴール設定を決める
▼教え方が上手い人とは?
・話しかけやすい、質問しやすい、優しい雰囲気
表情、何気ない態度も大切
・話を最後まで聞いてくれる、どんな話も一旦受け止めてくれる
・信用できる、真摯な対応ができる
わからないことは正直に「わからない」と伝えはぐらかさない、調べて後日回答する
▼メモの取らせ方
・誰もがメモを取れるわけではない。メモを取れない人がいることも知っておく
・今までどうやって覚えてきたかを本人に聞く
・メモの取り方を教える
・メモするべきところを伝える。指導内容を要約したものを渡す
・書いたメモを見せてもらい理解度(言語化できているか)を確認する
▼どうしてもメモがとれない人への対処法
・手書きのメモにこだわらず動画や写真に撮ってもらう(見返す回数が増える効果もある)
→撮影のタイミングを伝えてあげるとよい
・学習者のメモに指導者が図解やポイントを書き込む
★『メモを取ること』が目的ではない。見返してもらう頃が大事
→自分の中に落とし込んでもらう方法を考える
▼新人から先輩に聞くときのコツは?
・質問するタイミングを伺う
・新人は『聞くことも仕事』と自覚する
→教育する側も上記を先に伝え流ことで質問しやすい雰囲気を作ることができる
・質問事項をメモに書き出し、いくつ質問があるのかを明確に伝える
→回答にかける時間配分がしやすくなる
・目から入る情報の方が理解しやすいため、メモに図解や注釈を入れるとよい
▼教育担当の方へのアドバイス
・みんなが『教えること』が得意なわけではない
・教えながら考える、振り返る、調べてもOK
・自分ができていることだけでなく、やってきたこと聞いたことを伝えていく
・臨床だけでなく日常に『教える』は溢れている
▼ラプレ流!インスツルメントの把持方法の伝え方
・グローブの上から関節の番号などを書き込んで可視化する
→指示が伝わりやすく理解しやすくなる
・実施してもらい、アドバイスして修正を繰り返して体で覚えてもらう