※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
■治療期と維持/管理期
・歯周治療には「治療期」と「維持/管理期」がある
・治療期:状態の改善(Pコントロール・歯石除去など)を目指す
・維持/管理期:改善後の状態をできる限り維持するためのサポート期間
(SPT / P重防 / メインテナンス)
・歯周病は慢性疾患で、生涯のコントロールが必要
■維持/管理期 名称の違い
・維持管理にはSPT・P重防・メインテナンスなど複数の名称がある
・用語の違いは制度や場面によるもので、目的は共通(健康維持)
・SPT=保険診療での治療継続
・P重防=悪化を防ぐ予防的観点
・メインテナンス=自費診療、人間ドック的位置付け
■維持管理の役割
・年齢や生活環境の変化、ストレスや睡眠不足などによりリスクは変化する
・メインテナンスは、変化に気づきその人に合ったケアを提供する役割がある
■SPTにおけるDHの役割
・SPT=単なるクリーニングではない
・本来の役割は、患者自身がキレイを保てるように支援する「伴走者」
・「時間は約束」であり、守ることが信頼に繋がる
・「お掃除」と表現する言葉選びが、患者の意識にも影響する
■患者さんへの伝え方
・SPTの目的は「口腔内の現状維持のため」であることをお伝えする
・残存ポケットはこれ以上悪化させないために維持管理が必要であることをお伝えする
■現状把握と説明
・検査と評価を行う
・結果をもとにその日に必要なケアを判断しオーダーメイドで対応
・毎回同じ処置ではないことを説明する
・検査と診査をしながら施術計画を頭の中で組み立てることで時間短縮も可能になってくる
01.ラプレ流!SPTの3つの考え方 その1 | |
02.ラプレ流!SPTの3つの考え方 その2 | |
03.STPを時間内に終えるための6つのコツ その1 | |
04.STPを時間内に終えるための6つのコツ その2 |