・印象を上手くとるためのトレー試適の手順
・トレー試適の確認ポイント
※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
【トレー試適の手順】
①口腔内の観察
・歯列弓の大きさ、歯列の幅、8番の有無、8番の生え方、骨隆起や叢生の有無を確認する
※骨隆起にトレーが当たると痛みを生じるため、骨隆起の有無は必ずチェックする
②トレーを選択する
・口腔内に合わせたトレーを選択する
③トレーの挿入
・患者さんの口腔内にトレーを挿入する際は、まっすぐではなく斜め方向から挿入する
・トレーは右側を先に挿入し、左手で左側の口角を広げながら挿入する
・口腔内で角度を真っ直ぐにする
【トレー試適の確認ポイント】
<上顎>
・患者さんの正中とトレーの持ち手を合わせる
・ミラーを使い、最後臼歯部がトレーに覆われているか確認する
→覆われていない場合はユーティリティワックスを使用してトレーを延長する
・トレーが粘膜や骨に当たっている箇所がないか、トレーを動かし確認する
・患者さんにトレーが当たっているところが無いか確認する
<下顎>
・患者さんの正中とトレーの持ち手を合わせる
・トレーの挿入後患者さんに舌を上にあげて左右に振っていただく
→舌小帯まで綺麗に印象採得することができる
・患者さんにトレーが当たっているところが無いか確認する