・デュラシールの使用目的
・仮封の手順とポイント
※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
[デュラシールの使用目的]
①形成後の痛みを防ぐ
・形成面露出による冷温痛の予防
・形成した凹凸による舌損傷の予防
②技工物が合わなくなることを防ぐ(印象採得時の状態を保存する)
・窩洞辺縁の欠け防止
・歯の移動の防止
[仮封の手順とポイント]
①きれいな筆を使う
・使用後固まる前に筆をしっかり拭き取る
(拭き取ったあとエアーをかけて成分が毛に残らないようするといつでも万全に使用できる)
・ディスポ筆を使用する
②液の量
・筆に浸したら軽くしごき液の量を調整する
・事前に窩洞の大きさをチェックして使用量を把握する
③粉の量
・少し多めに粉を用意する
④咬合のチェック
・仮封前にカチカチ噛んでもらい、咬頭の咬合面への噛み込み具合を確認しておく
⑤先に隣接面を行う
・余った分を咬合面に押し流し、必要に応じて咬合面に追加する
⑥咬合面の確認
・辺縁が封鎖されていればOK
・一気にたくさん盛らない
・デュラシールは硬化後に膨張するため、対合歯に当たらない高さに盛る
・最後日窩洞とデュラシールの縁を馴染ませる
・窩洞の外へ漏れている場合や表面がざらついている場合は1度外してやり直す
★インレーセット済みの破棄予定の模型などで練習しよう!