精密検査 実践編
05.上顎その4 上顎口蓋側

精密検査 実践編 05.上顎その4 上顎口蓋側
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6:13

・上顎口蓋側のプロービングのしかた
・計測の際の注意点について

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

◾️共通のポイント
[プローブの持ち方]
・持ち方が不自然だと指に力みが生じて、探知力が鈍くなるため
 部位によって持つ長さを変え、綺麗な把持のままで行う

[計測]
・常に根面とプローブを平行を意識する
・根面から離さないように1mm間隔で計測する
・コルの部分は歯軸に対して25〜30°までプローブを傾けて挿入して測定する

◾️左上大臼歯口蓋側
[ポジション]
・術者ポジション:9〜10時で直視で行う
・咬合平面:床と平行
・患者さんのお顔:正面〜軽く左向き(マージンラインが見える位置)
・開口量:3指程度

[ミラーの使用]
・ミラーで咬合面を映すように添えておく
(採光や目盛を読むことができる)

[プローブの持ち方]
・基本形の長さで持つ(中指爪横がシャンクの根元)

[レスト]
・左下の口腔外にレストを取る


◾️左上小臼歯口蓋側
[ポジション]
①大臼歯と同じサイドポジションで行う
②11〜12時のバックポジションでミラー視で行う

[プローブの持ち方]
・指のバランスは変えずに基本より少し短く持つ(中指爪横がプローブの根元)
・バックポジションで行う場合は基本の長さで持つ


◾️上前歯口蓋側
[ポジション]
・術者ポジション:11〜12時へ移動し、ミラー視で行う

[プローブの持ち方]
・基本形の長さで持つ

[レスト]
・隣在歯レスト
★1歯行うごとにレストを少しずつ右に動かすと綺麗な把持のままプロービングができる


◾️右上小臼歯口蓋側
[ポジション]
・術者ポジション:10時へ移動し、ミラー視で行う
・患者さんのお顔:軽く右向き

[レスト]
①隣在歯レスト
 ★指の腹でベタっと取らず、指先で軽くレストを取る
②隣在歯レストがやりづらければ口腔外レスト
 ・お顔にタオルあり:薬指でレストを取る
 ・お顔にタオルなし:小指の上に薬指を置くことでお顔の汚染を防ぐ

[プローブの持ち方]
・隣在歯レストで行う場合は基本より少し短く持つ
・口腔外レストで行う場合は基本の長さで持つ


◾️右上大臼歯口蓋側
[ポジション]
・術者ポジション:10時のままミラー視で行う

[プローブの持ち方]
・基本より少し長く持つ

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