精密検査 実践編
06.下顎その1 下顎舌側

準備中
4:48

11/24公開予定です

・下顎舌側のプロービングのしかた
・計測の際の注意点について

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

◾️共通のポイント
[プローブの持ち方]
・持ち方が不自然だと指に力みが生じて、探知力が鈍くなるため
 部位によって持つ長さを調整し、綺麗な把持のままで行う

[レスト]
・術者の手の大きさや、指の長さ、口腔内に合わせて
 プローブを持つ指のバランスが崩れないところに取る

[計測]
・常に根面とプローブを平行を意識する
・根面から離さないように1mm間隔で計測する
・コルの部分は歯軸に対して25〜30°までプローブを傾けて挿入して測定する


◾️右下臼歯舌側
[ポジション]
・術者ポジション:12時で直視で行う
・咬合平面:床と平行
・患者さんのお顔:正面〜軽く右向き(マージンラインが見える位置)
・開口量:2指強〜3指程度

[ミラーの使用]
・舌を排除する

[プローブの持ち方]
・基本形より少し長めに持つ
・やりづらくなってきたら基本の長さ(中指爪横がシャンクの根元)に持ち直す

[レスト]
・右上の対合歯にレストを取る


◾️下顎前歯舌側
[ポジション]
・術者ポジション:12時で直視またはミラー視で行う
・咬合平面:床と平行
      舌側傾斜している場合は顎を下げるとやりやすくなる
      (背板、ヘッドレスト、顎を少し引いてもらうなどで調整する)
・患者さんのお顔:軽く右向き
・開口量:2指強〜3指程度

[プローブの持ち方]
・基本の長さで持つ 

[レスト]
・右上の対合歯にレストを取る
・左下に入りやりにくくなってきたら隣在歯レストで行う


◾️左下臼歯舌側
[ポジション]
・術者ポジション:11時あたりで直視で行う
・咬合平面:床と平行
・患者さんのお顔:軽く右向き
・開口量:2指強〜3指程度
・患者さんとの距離をしっかりとって行う

[ミラーの使用]
・舌で見えにくい場合はミラー面を歯に向けそっと差し込んで広げ、舌を排除する

[プローブの持ち方]
・基本の長さで持つ
・プローブの持ちかたが崩れやすい部位
 プローブを立てすぎないように、ハンドルが第3関節にあるか確認する
・大臼歯にきたら少し長めに持ち直す

[レスト]
・前歯部あたりに隣在歯レスト

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