・超音波スケーラーの種類
・超音波スケーラーの使用目的
・超音波スケーラーの注意点
・エアロゾルとは、その予防法
・手用スケーラー VS 超音波スケーラー
・手用スケーラーとの使い分け
・超音波スケーラーを使うタイミング
※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
[超音波スケーラーの種類]
・ピエゾ方式:90%の市場シェア、パワーの調整がしやすく、チップの種類が豊富
チップ先端がほぼ直線の動きのため、チップの内面と背面は使用できない
・マグネット方式:チップの先端の動きが楕円のため、振動が分散し不快感が少ない
[超音波スケーラーの使用目的]
・歯肉縁上:スケーリング(プラークや縁下歯石の除去)、(ステイン除去)
・歯肉縁下:スケーリング・ルートプレーニング(プラークや縁下歯石の除去)
デブライドメント(バイオフィルムの除去)
イリゲーション(ポケット内洗浄)
[超音波スケーラーの注意点]
・特有の音や振動などの不快感
・不適切な使用による歯質や軟組織への影響
・振動による触知の難しさ
・エアロゾルの発生
・ペースメーカーの影響
[エアロゾルとは、その予防法]
・エアロゾル:高濃度に汚染された浮遊細菌が空気中に拡散されること
エアロゾル内の微生物は24時間生存する
・予防法:口腔内バキュームなどで適切に飛沫を吸引する
施術前の含嗽でエアロゾルの細菌数が92%減少する
[手用スケーラー VS 超音波スケーラー]
・手用よりも優れている点が多いが、効果や難易度は変わらない
[手用スケーラーとの使い分け]
・手用スケーラー:頑固な歯石や超音波が苦手や知覚過敏のある患者さん
・超音波スケーラー:器具の到達が難しい、洗浄効果を期待する時、メンテ時のバイオフィルム除去
[超音波スケーラーを使うタイミング]
・歯周治療のステージ上でいつでも大活躍!
01.超音波スケーラーの基礎知識 | |
02.超音波スケーリングの5つのポイント | |
03.診療前後に行うこと&超音波スケーリング実践編 | |
04.患者さんの笑顔のために&活用しようエアスケーラー |