歯科技工
01.石膏の流し方 準備~練和

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

＜印象材の事前準備＞
・口腔内で印象採得をした後、弱い流水下で唾液や血液を洗い流す
・弱いエアーとコヨリを使って余分な水分を取り除く
・唾液や血液・余分な水分が付着しているとその部分に石膏が綺麗に流れ込まず、表面が荒れて精密さに欠ける石膏模型になってしまうため

＜印象材の余剰部分切除＞
・カッターを使って印象材の余剰部分を切除する
・不要なアルジネートによって印象に重みが加わり変形するのを防ぐため

＜石膏の混水比を測る＞
・正しい混水比で使用することは、精密な石膏模型を作るためにとても大切なポイント
・水の計測：メスシリンダーを使いメモリは真横から見て確認する
・石膏の計測：キッチンスケールなどを使いできるだけ正確に計る

＜石膏の練和＞
[手練りの場合]
・石膏よりも比重の軽い水を先にラバーボウルに入れ次に石膏を入れる
・スパチュラを執筆状変法で持ち、水と石膏が滑らかになるまで30~60秒ほど混ぜる（タイマーの使用をオススメ）
・トロッとしたら練り終わり、バイブレーターを使い気泡が無くなるまで脱泡する

[真空攪拌機の場合]
・専用の容器に水→石膏の順で入れて機械にセットする
・気泡がきれいになくなるには20~30秒練和する