歯科技工
02.石膏の流し方注入撤去

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

＜石膏の注入＞
・印象をバイブレーターに掛けた状態で、端から石膏を少量づつ一方向に注入する
※多量の石膏を一度に流すと気泡が入りやすくなる
・石膏は高い方から低い方へ流れるため、印象を持つ角度に注意する
・細かい所は先の細いインスツルメントを使用すると安心
・石膏はアルジネートから15mmくらい盛り上げると、外すときに割れるリスクが低くなる
・石膏がトレーに付くと硬化後に外しにくくなるため、固まる前に拭き取っておくとよい

＜硬化＞
・乾燥による印象材の収縮や変形を防ぐため、保湿箱で硬化させる
・トレーは水平に置くことが望ましい
・硬化を待つ間は蓋をしておく
・硬化時間は商品によって異なるため、パッケージに表示されている時間を確認すること

＜撤去＞
・手で触って硬化熱が冷めていることを確認する
・石膏がトレーに付着していなければ、歯軸方向に引くと撤去できる
・外れにくい場合は専用の器具（モデルリムーバー）を使うと外しやすい