※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
④支台歯の写真を撮影する
オールセラミックの場合、支台歯の色が補綴物の色調に影響されます。自然で美しい色に仕上げてもらうためには、支台歯のシェードテイクを行うことがポイントです。
⑤前歯の場合は顔貌の撮影する
前歯部はお顔の印象や口元の状態も重要な要素になります。
噛んだ状態の正面からの顔貌・側貌・スマイルの写真・プロビジョナルをSETしている状態の写真を撮影しましょう。
⑥歯のキャラクターが分かる写真を撮影する
歯頚部方向から、切端・歯頚部がハッキリ写っている写真を撮影すると指状構造や透明感が強調され、補綴物作成の参考になります。
⑦患者さんの意見を聞いてみる
“どんな歯を作って欲しいか”を聞いてみてください。
プロビジョナルが入っている場合はその使用感を聞き、最終補綴物に反映させることも大切です。
⑧歯科技工士と情報共有を行う
指示書に指示内容を細かく記入し、写真はデータで渡すようにします。
自費補綴は患者さんの期待値が高い治療です。腕の良い技工士さんであっても正しい情報を伝えることが大切です。
天然歯と見間違える補綴物を作れるよう、より良いシェードテイクを行なってみてください。