・12枚法撮影の順番
・ポジショニング
・カメラの設定
・口角鉤について
・正面観と正面観アップの撮影手順
※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
<12枚法撮影の順番>
1 正面観
2 正面観アップ
3 右下舌側面観
4 右上口蓋側面観
5 左側方面観
6 左下舌側面観
7 左上口蓋側面観
8 右側方面観
9 下顎前歯部舌側面観
10 上顎前歯部口蓋側面観
11 上顎咬合面観
12 下顎咬合面観
<ポジショニング>
・基本的には患者さんの右側に立って撮影する
・チェアの高さは、太ももの付け根から約15〜20㎝下になるように設定する
・患者さんのポジション:顎を少し引き、軽く右に向いていただく
<カメラの設定>
[一眼レフ] 1/2倍
<口角鉤について>
・挿入時は口角鉤の内面をスリーウェイシリンジを使って濡らし、下唇の中央を拾うようにかけて滑り込ませながら口角の方に移動させ、反対側も同じように挿入する
・口角鉤の持ち手が咬合平面と平行になるように引いていただく
・口角鉤の引く方向が定まっていない状態で撮影すると、 口角鉤や口唇が写り込みやすくなるため正しい方向に引いているか必ず確認する
<正面観の撮影手順>
①口角鉤を挿入する
②口角鉤をしっかり広げて少し手前に持ち上げ、患者さんに口角鉤の端を持っていただく
③撮影者の正中と患者さんの正中がぴったりと合う位置までお顔を右に向けていただく
④エアーをかけ、歯牙や粘膜の唾液を飛ばして乾燥させる
⑤撮影者のポジションから撮影時チェックポイントを確認し条件がすべて満たされていればカメラを構える(先にカメラを構えてしまうと、修正するのに時間がかかり規格写真を撮影するのが難しくなる)
⑥もう1度チェックポイントをクリアしていることを確認してシャッターを押したら撮影した画像を確認する
⑦一眼レフカメラ:撮影倍率を1/1.2倍に変更する
アイスペシャル:1/1.1or1/1.3倍に変更する
⑧撮影時のチェックポイントを確認し、条件がすべて満たされていれば撮影する
⑨撮影画像を確認する