・5枚法咬合面観の規格外写真とその対策
※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
*写真例1*
[規格外ポイント]
・正中が写真中央からズレている
・口唇とミラーの縁が写り込んでいる
[改善ポイント]
・ミラーの位置:正中がミラーの中央に来るように設定してから、最後臼歯部の位置を確認し微調整を行う
・ポジション:患者さんと撮影者のお顔が向き合うようにポジションを調整する
*写真例2*
[規格外ポイント]
・正中が写真中央からズレている
・口唇とミラーの縁、実像が写り込んでいる
[改善ポイント]
・ミラーの角度(指が写る時→ミラーを開く角度が足りていない、実像が写る→ミラーが最後臼歯と近すぎることが多い):ミラーの縁を最後臼歯から離してから、ミラーを対合の前歯につくくらい開いてから撮影する。この時、患者さんにもお口を大きく開けていただくようお伝えし、手早く撮影する。
*写真例3*
[規格外ポイント]
・舌が写り込んでいる
・歯牙が見えない
[舌が写り込みやすい症例]
・舌圧が強い
・舌肥大
・臼歯部欠損など
[改善ポイント]
・舌のコントロール:舌に意識を集中させないように、一度お口を閉じていただく+鼻呼吸を促す
<まとめ>
口腔内写真失敗の原因:倍率の設定ミス、ポジション・ミラーの位置付けミスであることが多い
上達するには:改善ポイントを理解することが大切