・嚥下機能低下の所見と症状
・トレーニングの手順とポイント
① 嚥下おでこ体操
② ベロ出しごっくん体操
③ 開口訓練
※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
[嚥下機能低下の所見と症状]
・スケーリングや治療中など、お口の中に水を溜めていられずむせやすい
・咳払いが増えた
・日常的にむせることが増えた
・声量が落ちた
・舌が低位にある など
[対処・トレーニング]
・ 嚥下おでこ体操
・ベロ出しごっくん体操
・ガラガラうがい
・開口訓練 など
★嚥下機能低下には舌骨挙筋郡(舌骨上筋群+舌骨下筋群)にアプローチする訓練を行うことが大事
[トレーニングの手順とポイント]
◾️嚥下おでこ体操
① おでこに手根部を当てる
② おへそをのぞくように顎を引き、手は上に向かっておでこを押し返す
③5秒ほどキープする
・いつでも実践してもよいが、食事前に行うと効果的
★この時に喉仏のあたりに力が入っていることを意識してもらう
⚠️頚椎に問題のある方は避けていただく必要があるので、事前に確認する
◾️ベロ出しごっくん体操
① 舌を軽く前に出す
② 上下の歯で舌を軽く挟む
③ そのままの状態で唾液を飲み込む
・①〜③を1度に3回ほど、食時の前に行う
◾️開口訓練
① ゆっくりと最大限に大きく口を開け10秒キープする
② しっかり口を閉じて10秒休憩する
・①と②を2回行い、朝晩行う
★最大開口をすることで舌骨上筋群を収縮させて、筋力の強化と食道の入り口を開口しやすくする