・上エナメル突起・エナメルパールの解剖学的特徴
※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
●エナメルパール(エナメル真珠)
[形態的特徴]
・エナメル質が真珠のように膨らんだ形態
・上顎に好発、特に智歯が多い
・レントゲンで球状に写り探知でも触れるが、歯石との判別が難しく抜歯後に発覚することが多い
・歯周組織と結合組織性付着を生じないため、根分岐部病変の原因となる
●エナメル突起(エナメルプロジェクション、根間突起)
[形態的特徴]
・CEJから根分岐部に向かって伸びる突起
・分岐部方向への長さでグレード1〜3に分類される
・歯周組織と結合組織性付着を生じないため、歯周ポケットの形成や根分岐部病変の原因となる
・下顎大臼歯に好発(8番>7番>6番)
・歯肉にエアーをかけてよく観察する