基本検査 実践編 リニューアル版
01.右上7-4

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

◾️右上臼歯部頬側
[ポジション]
・術者ポジション：10時、足の方向はスピットン側を向く
・咬合平面：床と垂直（顎が下がっているとやりづらい）
・患者さんのお顔：軽く右向き
・開口量：2指程度
・患者さんとの距離をこぶし1つ分以上あける

[頬粘膜の排除]
・ハンドルの真ん中に薬指を添え、少し長めに持つと優しい排除が行える
・粘膜を大きく広げることで7番の遠心が見えやすくなる
・プローブの後ろの角で頬粘膜を広げながらプローブを挿入する

[プローブの持ち方]
・持つ指のバランスは変えず、基本の持ち方より1cmほど長めに持つ
・5番に来たら基本の持ち方に持ち直す
★安定した計測のPOINT
　綺麗な把持を崩さないように部位によって持つ長さを変える

[レスト]
・右下口角の少し下あたりに中指のそばに薬指を添えてレストを取る
⚠️薬指や小指をピンと伸ばして遠くにレストを取ると、持つ指に力が入り痛みを与えやすい

[計測]
・常に根面とプローブを平行に1mm間隔、ウォーキングストロークで計測する


◾️右上臼歯部口蓋側
[ポジション]
・開口量：3指程度
・少し患者さんとの距離を寄せるとやりやすい

[プローブの持ち方]
・基本の持ち方より1cmほど長めに持ち直す
・5番に来たら基本の持ち方に持ち直す　

[レスト]
・右下口角の少し下あたりに中指のそばに薬指を添えてレストを取る

[計測]
・常に根面とプローブを平行に1mm間隔で計測する
・コンタクトポイントの真下のコルの部分もしっかり計測する
　（歯軸に対し、25°〜30°まで傾けて挿入する）