基本検査 実践編 リニューアル版
02.右上3-左上3

基本検査 実践編 リニューアル版 02.右上3-左上3
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5:03

・上顎前歯部のプロービング
・計測の際の注意点について
・ミラー視の練習方法

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

◾️上顎前歯部唇側
[ポジション]
・術者ポジション:10〜11時
         左上1番あたりでやりづらければ12時方向へ移動する
・咬合平面:床と垂直(顎が下がっているとやりづらい)
・患者さんのお顔:正面
・開口量:1指程度(大きく開けすぎると口唇が伸びにくくやりづらい)

[口唇の排除]
・ミラーを少し短めに持ち、小臼歯あたりを右斜め上に引き上げる
・ミラーを濡らすと滑りが良くなる
・骨隆起のある方やミラーの排除が行いにくい時は指で排除する
 (指で排除する際は左手にミラーを持ったまま行うと時間短縮につながる)

[プローブの持ち方]
・持つ指のバランスは変えず、基本の持ち方より少し短めに持つ

[レスト]
・プローブの挿入角度を決めてからレストを取る
・中指と薬指を離さないようにレストを取る
・隣在歯レスト(右口角の横あたりでもよい)
★綺麗な把持で行うPOINT:計測部位が変わるごとにレストも一緒に移動させる
 前歯部は歯肉が薄く痛みが出やすいため、レストは計測部の近くに取るようにする


[計測]
・根の形態に合わせてプローブの角度を微調整しながら常に根面とプローブを平行に挿入する
 ★特に左上3番は挿入角度を誤りやすいので気を付ける



◾️上顎前歯部口蓋側
[ポジション]
・術者ポジション:11〜12時(ミラー視で行う)
・開口量:2指程度

[プローブの持ち方]
・そのまま基本の持ち方より短めに持つ

[レスト]
・2〜3歯隣の歯の切縁にレストを取る
★綺麗な把持で行うPOINT:計測部位が変わるごとにレストも一緒に移動させる

[計測]
・根の形態に合わせてプローブの角度を微調整しながら常に根面とプローブを平行に挿入する

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