基本検査 実践編 リニューアル版
03.左上4-7

基本検査 実践編 リニューアル版 03.左上4-7
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6:28

・上顎前歯部のプロービング
・計測の際の注意点
・7番遠心の攻略法について

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

◾️左上臼歯部頬側
[ポジション]
・術者ポジション:12〜13時で直視で行う
         6番あたりに来たら9時に移動し、ミラー視で行う
・患者さんのお顔:少し右向き
・開口量:2指程度(大きく開けすぎると口唇が伸びにくくやりづらい)

[ミラーの使用]
①小臼歯は口唇の排除
 ・ミラーを少し長めに持ち、小臼歯が見えるように左斜め上に引き上げる
  (短く持つと引っ張る力が強くなってしまう) 
②大臼歯は頬粘膜をしっかり排除しながらミラー視
 ・ミラーを少し長めに持ち、患者さんの左目の方に向かって開く

[プローブの持ち方]
・基本の長さ(中指の爪横がシャンクの根元)で持つ
(長く持ちすぎるとレストが遠くなって不安定な計測になり計測時の痛みにつながる)

[レスト]★正しい把持で行いやすいところにレストを取る
・小臼歯:2〜3歯隣に隣在歯レスト
・大臼歯:対合歯レスト

[計測]
・根の形態に合わせてプローブの角度を微調整しながら常に根面とプローブを平行に挿入する
 ★特に4番遠心は挿入角度を誤りやすいので気を付ける

[7番の遠心がやりにくい時の解決方法]
①しっかり奥まで入れて咬筋を内側から押し広げるように排除する
 ・ミラーを長く持つ(ハンドルの真ん中に薬指)
  ミラーを短く持つと広げ方が浅くなり、ミラーとプローブがぶつかりうまく操作できない
②プローブを少し長く持ち、口蓋側から回し込んで計測する
③臼歯部用プローブ(ノバテックプローブ)を使用する



◾️左上臼歯部口蓋側
[ポジション]
・術者ポジション:9時でミラー視で行う
         (バックポジションでミラー視で行うこともできる)
・患者さんのお顔:正面〜少し左向き
・開口量:2〜3指程度

[ミラーの使用]
・光を集めるように口蓋側に置く

[プローブの持ち方]
・基本の長さで持つ
 ハンドルが第2関節に寄りぎると、親指の先が浮くチョイ持ちになりやすいため注意する
・6番に来たら少し長めに持ち直す
(長く持ちすぎるとレストが遠くなって不安定な計測になり計測時の痛みにつながる)

[レスト]
・対合歯レスト

[計測]
・根の形態に合わせてプローブの角度を微調整しながら常に根面とプローブを平行に挿入する

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