基本検査 実践編 リニューアル版
07.症例でみる！右下８半萌出のプロービング

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

★プローブの挿入角度の基本は歯根に対して平行に挿入すること
　→プロービングを行う前にエックス線写真を確認し、
　　萌出角度、歯冠豊隆 、骨吸収の程度などを事前に読影してからプロービングを行う

◾️右下８頬側
[ポジション]
・術者ポジション：9時
・顔面平面：床と平行
・患者さんのお顔：正面
・開口量：2指程度

[頬粘膜の排除]
・ミラーを右上に引いて頬粘膜を広げて視野を確保する

[プローブの持ち方]
・基本より長めに持つ

[計測時の手順とポイント]
・8番近心から遠心へ向かって計測する
・根面とプローブが平行になるように軽い力で挿入する
・遠心側の咬合面が歯肉に埋伏している時はプローブと咬合面を平行にして行うこともある
・傾斜している場合はプローブの角度を変えながら気をつけて挿入する


◾️右下８舌側
[ポジション]
・患者さんのお顔：少し右へ（マージンラインが見えるあたりに調整する）

[ミラーの使用]
・直視で見えない場合はミラーで舌を排除する
　排除が必要ない場合でもプローブの目盛を読むためにそばに置いておく

[計測時の手順とポイント]
・遠心から近心へ向かって計測する
・根面とプローブが平行になるように軽い力で挿入する
・傾斜している場合はプローブの角度を変えながら気をつけて挿入する