☆SRPレッスン 下顎前歯部
☆06.左下３舌側遠心

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

[ポジション]
・術者ポジション：12時
・顔面平面：チンダウン
・患者さんのお顔：少し右向き　　　　　　　　　
・開口量：2指程度
・マージンラインがしっかりと見えるように位置づける
・チェアの高さは少し低め、術者のおへそあたりに患者さんを位置付ける

[口唇の排除]
・ロールワッテやガーゼなどで口唇を排除する（光が入り明るくなる）

[スケーラー]
・使用スケーラー：＃6（＃2もしくは＃14でもOK）
・執筆状変法で軽く持ち、ハンドルは第3関節あたりに置く
・基本の長さで持つ（中指の爪横がシャンクの根元）
　挿入しにくい、レストが取りづらいのであれば少し長めに持つ
・ブレードの先を上に向けるように持つとそのまま挿入できる
⚠️スケーラーを握り込みすぎないように注意する

[レスト]
・2〜3歯となりに隣在歯レスト

[側方圧]
・親指側方圧
★親指で側方圧をかける、中指で受け止めるこのバランスがとても大事！

[ストローク]
・ブレードの先端2㎜が根面から離れないように意識する
・レストの薬指を中心に軽くすくいあげるように前腕回転運動
・あまり大きなストロークではなく、少し小さく動かす

[一連の流れ]
①遠心隅角から0度挿入
②歯石の底部をキャッチする
③第1シャンクを歯根面と平行にする
④エッジがかかるか確認する
⑤親指で側方圧をかける
⑥レストを中心にすくいあげるように前腕回転運動