やさしい解剖学
07.楔状欠損

やさしい解剖学 07.楔状欠損
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2:11

・楔状欠損の特徴と臨床での対応など

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

[楔状欠損とは]
・後天的に歯頚部に生じるV字状欠損

[発生要因]
・オーバーブラッシング
・歯ぎしり、くいしばり

[好発部位]
・臼歯部:咬合力がかかりやすい
・犬歯:早期接触による負担

[対処法]
▼知覚過敏やブラッシング時の痛みを伴う場合
・対処療法:しみ止めの塗布、欠損部のレジン充填など
・原因療法:咬合調整、ナイトガードの使用、くいしばりや噛み癖等の習慣の見直しなど→患者さんに、咬合力が負担になっていることを知っていただく必要がある

[注意点]
・強いブラッシング圧や研磨剤入りの歯磨剤の使用は脂質の欠損を促す
・窪んでいることでプラークの付着にも注意が必要
→ホームケア用品やブラッシング圧などを確認する
・楔状欠損を患者さん自身に見ていただき、歯質が欠損してしまうほど力がかかっていることを理解していただく
→ナイトガードの提案や、安静時に上下の歯が触れ合わないようにしていただくことが大切
・知覚過敏などの症状がある場合:衛生士業務を行う際に痛みを与えないように、業務記録に記録して、患者さんに負担をかけないように配慮する

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