・上顎大臼歯の解剖学的特徴とSRPのポイント
※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
★唾液腺開口部が近くにあるため、縁上縁下に歯石がつきやすい
●上顎第1大臼歯
[形態的特徴]
・頬側に2根、口蓋側に1根の多根歯
・94%は頬側近心根の内側に根面溝がある
・ルートトランクの長さは平均4.3㎜程度
[SRPのポイント]
・形態が複雑で個人差が大きいため、X線やプロービングで事前に確認する必要がある
●上顎第2大臼歯
[形態的特徴]
・頬側2根、口蓋側1根の多根歯(1/3の確率で樋状根が発生する)
・根の癒合傾向が強く、インスツルメントの操作が困難
・ルートトランクが長い
・エナメルパールの好発部位
[SRPのポイント]
・歯根間距離が狭いため、部位に応じた器具の選択が必要