PMTC 実践編 ~ラバーカップ~
08. 上顎口蓋側 その2

PMTC 実践編 ~ラバーカップ~ 08. 上顎口蓋側 その2
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3:52

・リラックスして行うための術者と患者さんのポジション
・患者さんの開口量
・患者さんがリラックスできる粘膜へのアプローチ
・レストの位置
・安定したPMTCを行うための左手の使い方
・コントラの持ち方と挿入方法

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

◆左上口蓋側前歯〜右上口蓋前歯
・術者ポジション : 11時
・患者さんのポジション : 顔面平面が床と平行
・患者さんの顔の向き : 正面(右上に入ると少し右側を向いていただくことも)
・開口量 : 2指分程度
・コントラ : 少し短めに
・左手 : 親指で口唇を排除し、人差し指をコントラの側面に添える
・レスト : 手を丸また状態のまま右下口腔外に

◆右上口蓋側大臼歯〜小臼歯
・術者ポジション : 10時
・患者さんの顔の向き : 右向き(術歯が見えるくらいに)
・開口量 : 3指分程度
・コントラ : 大臼歯では少し長めに、小臼歯では少しづつ短く持つ
・コントラの挿入時 : 左手親指を右上3、4あたりの唇側に軽く添え、コントラを正中から術歯に向かって挿入する
 ※コントラを挿入したら、左手人差指をコントラに添える
・レスト : コントラ挿入後、手を丸また状態のまま右下口角あたりの口腔外に
 (レストはコントラを挿入しカップを歯面に適合させてから置くとムリのないレストを取ることができる。
  その時のポイントとして、手や指は力まずに自然な状態で口腔外固定を行う。)

補足情報 ラバーカップが届かない場合
右上7番口蓋側にラバーカップが届かない場合は、ワンタフトブラシ、超音波スケーラー、エッジの無いハンドスケーラーなどで対応しましょう。
補足情報 ポジションとレスト
術者のポジションが違っていると、本動画でお伝えしているレストの置き方がやりづらくなります。まずは動画でお伝えしているポジションで練習してみてください。
補足情報 術者の手の大きさ
動画内の術者の手は比較的小さめです。(グローブはSSサイズを使用)手の大きめの方は、コントラを持つ位置が少し長めに、レストの位置は少し遠めになることがあります。
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