・臼歯部遠心用スケーラーの研ぎ方
・カッティングエッジの向き
・シャープニング手順のおさらい
※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
[14番スケーラーの研ぎ方]
・スケーラーの先端が自分と反対の方を向いた状態で左手に持つ
・砥石は右手に持ち、手前側(縦に持った時の右手人差し指側)を使うよう意識する
・シャープニングの手順に沿って研ぐ
⒈砥石を床と平行に持ち、スケーラーの第一シャンクを砥石に乗せて垂直にする:この時のハンドルは大きく右に傾いている状態
⒉第一シャンクを左に約20度倒し砥石と内面を平行にする:偶数番号の場合、平行がわかりにくい方は、スケーラーを持つ手を自分の方に近づけて、スケーラーの内面を上から見るようにしてみましょう。そしてエッジの内面を見て光をハッキリと反射するところが砥石(床)と内面が平行な位置です。先ほど大きく右に傾いていたハンドルはほんの少し右に傾いている状態になります。
⒊砥石を垂直に立て、砥石とスケーラーを合わせる
⒋砥石を20度右に傾けてカッティングエッジと密着させる
◇かかとの研ぎ方
かかとの研ぎ方は、ハンドルを手前側に少し倒して、かかとに砥石を回しこみやすくします。
原型のままを維持するためには、SRPで消耗しにくいかかとを多めに研ぐ必要があります。かかとを研いだら左手を元に戻して側面を研いでいきます。
⒌砥石を2~3cmの幅で動かしスケーラーを研ぐ
⒍ダウンストロークで終える
※先端の研ぎ方は別の動画でお伝えします