SRPレッスン 左下臼歯部
05.左下4_頬側/遠心

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

[ポジション]
・術者ポジション：11〜12時
・顔面平面：チンダウン
・患者さんのお顔：正面もしくは、やや右向き
・開口量：3指程度
★手首が曲がらないように、患者さんと術者の距離をこぶし1個分取る
・チェアの高さは肘より口が下になるように、少し低めに位置付ける

[スケーラー]
・使用スケーラー：＃13（ミニ＃13）
　育てて細くなったブレードが活躍する
・執筆状変法で持つ
・ハンドルは握り込まずに第3関節あたりに置く
　（第2関節のあたりで持つと、親指に力が入りチョイ持ちになりやすい）


[レスト]
・隣在歯レスト
　挿入の際は2歯程度隣に指を寝かせてレストを取り、作業角度に起こす時にレストの位置を一緒に動かして術歯に近づける

[側方圧]★どの指で側方圧をかけるかを明確にする
・親指側方圧
・親指の先が離れる“チョイ持ち”になると側方圧がかけづらいので、しっかりと親指をフィットさせて持つ

[ストローク]
・レストを中心に腕ごと引く垂直ストロークと、レストを中心にすくい上げるような動きの前腕回転運動を組み合わせて行う

[一連の流れ]
①遠心隅角から0度挿入（スケーラーの握りとレストは軽く）
②歯石の底部をキャッチする
③第1シャンクを歯根面と平行にする
④エッジがかかるか確認する
⑤親指で側方圧をかける
⑥レストを中心に根の陥凹にフィットさせるように前腕回転運動