SRPレッスン 左下臼歯部
15.左下7_舌側/遠心

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

《垂直ストローク》
[ポジション]
・術者ポジション：9時
・顔面平面：チンダウン
・患者さんのお顔：正面もしくは、やや左向き
　　　　　　　　　（舌側傾斜している場合はしっかり左向き）
・開口量：3指程度
・チェアの高さは少し低め、術者のおへそあたりに患者さんを位置付ける

[舌の排除]
・舌の先の方、近心側だけを排除する
・舌全体を力強く排除すると、抵抗しようと余計に反発してしまうので注意
・舌が大きい、力が強い場合はロールワッテを入れ、ロールワッテごと排除する

[スケーラー]
・使用スケーラー：＃14、（＃18）
・執筆状変法で持つ
・ハンドルは握り込まずに第3関節の付け根あたりに置く
　ハンドルの位置が3番より前になると、親指の先が離れる“チョイ持ち”になり側方圧がかけづらいため注意！

[レスト]
・2歯程度隣の小臼歯にレストを取る

[側方圧]
・親指側方圧
★ハンドルの位置に注意！親指を回し込んで持つ

[ストローク]
・垂直ストローク
・前腕回転運動

[一連の流れ]
①遠心隅角から0度挿入
　★挿入時は手全体の力を抜いて軽く挿入する
②歯石の底部をキャッチする
③第1シャンクを歯根面と平行にする
④エッジがかかるか確認する
⑤親指で側方圧をかける
⑥レストを中心に前腕回転運動

★水平ストロークも併用すると歯石の取り残しが少ない