・右下4番頬側遠心のSRPのポイント
・スケーラーの持ち方やポジショニングについて
※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
[ポジション]
・術者ポジション:9時(やりにくい時は手首が伸びる8時方向へ移動する)
・顔面平面:チンダウン
・患者さんのお顔:正面もしくは、やや左向き
・開口量:3指程度
・チェアの高さは少し低め、術者のおへそあたりに患者さんを位置付ける
[スケーラー]
・使用スケーラー:#14
★新品のスケーラーではなく、育ててブレードが細くなったスケーラーが活躍する
・執筆状変法で持つ
・ハンドルは握り込まずに第3関節あたりに置く
[レスト]
・滑らないように歯面を乾燥させておく
・2歯程度離れた切端あたりに隣在歯レストをとる
・レストの薬指を寝かせて置くと作業角度にしにくいため、指先端の角でレストを取る
・挿入の際は2歯程度隣にレストを取り、作業角度に起こす時に一緒に動かして術歯に近づける
[側方圧]★どの指で側方圧をかけるかを明確にする
・親指側方圧
・親指の先が離れる“チョイ持ち”になると側方圧がかけづらいので、しっかりと親指をフィットさせて持つ
[ストローク]
・垂直ストロークと前腕回転運動
・挿入角度のままストロークすると歯石表面が削れて(バーニッシュ状態)歯肉が改善しづらくなるため、作業角度に起こしてからストロークする
[一連の流れ]
①遠心隅角から0度挿入
②歯石の底部をキャッチする
③第1シャンクを歯根面と平行にする
④エッジがかかるか確認する
⑤親指で側方圧をかける
⑥レストを中心に根の陥凹にフィットさせるように前腕回転運動