☆SRPレッスン 右下臼歯部
☆11.右下６頬側遠心-バックポジション-

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

[ポジション]
・術者ポジション：12時
　　　　　　　　　やりづらければ12時のまま左側に平行に移動した13時あたり
　　　　　　　　　（右足がヘッドレストの下に来る位置）
・顔面平面：チンダウン
・患者さんのお顔：正面もしくは、少し左向き
・開口量：2指程度
　　　　　開口量が大きすぎるとレストが遠くなるため注意
★患者さんと術者の距離が窮屈にならないようにしっかり取る
　（距離が近いと前腕回転運動や引く動きがやりづらくなる）
・チェアの高さは少し低め、術者のおへそあたりに患者さんを位置付ける

[スケーラー]
・使用スケーラー：＃14
・執筆状変法で持つ
・ハンドルは指の付け根、（Cカーブ）に置く
・スケーラーは全体を少し長めに持つ
　（患者さんの開口量や安定したレストが取れるところで持つ）

[レスト]
・対合歯レストまたは口腔外レスト（頬骨の下あたり）

[挿入角度と作業角度]
・挿入時はブレードの内面1/3を歯にくっつけるように0度挿入（第1シャンクは歯軸側に傾く）
・第1シャンクを根面と平行にして作業角度にする
・手首の角度で挿入→作業角度を変える

[側方圧]
・中指の爪横で側方圧をかける
・爪の根元あたりでは側方圧がかかりにくいため、中指の位置に注意する

[ストローク]
・垂直ストロークで前腕回転運動と引く動きで行う
・ブレードの先端2㎜が離れないようにハンドルを少しずつ根面に沿わせるように動かす

[一連の流れ]
①遠心隅角から0度挿入
②歯石の底部をキャッチする
③第1シャンクを歯根面と平行にする
④エッジがかかるか確認する
⑤中指で側方圧をかける
⑥レストを中心に根面に沿わせるように前腕回転運動と引く動きを行う