・右下7番頬側近心のSRPのポイント
・スケーラーの持ち方やポジショニング
・#11と#15スケーラーの違いについて
※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
[ポジション]
・術者ポジション:12〜13時
・顔面平面:チンダウン(見えづらい場合は少し顎を上げるとやりやすい)
・患者さんのお顔:正面
・開口量:2指程度
大きく開けすぎると粘膜が広げづらく、レストが遠くなるため注意
・チェアの高さは少し低め、術者のおへそあたりに患者さんを位置付ける
・手首が伸びる位置に適宜移動する(患者さんから少し離れると手首が伸びやすくなる)
[粘膜の排除]
・ミラーや指でしっかりと頬粘膜排除をする
[スケーラー]
・使用スケーラー:#11(#15)
★#15を使用する事で粘膜が硬く伸びづらい、開口量が小さいなどの場合でもアクセスしやすい
・執筆状変法で持つ
・ハンドルは握り込まず力を抜いて第3関節〜Cカーブあたりに置く
・スケーラーは開口量や歯の傾斜具合に合わせて全体を少し長めに持つ
[レスト]
・頬骨あたりに口腔外レスト(開口量やスケーラの長さによりレストの位置は変わる)
[側方圧]
・中指側方圧
★スケーラーの挿入角度は変えずに、中指側方圧がかかる位置まで手のひら全体を下に向けて持つ(パームダウン)と側方圧がかけやすい
[ストローク]
・垂直ストローク
・前腕回転運動
ブレードの先端2㎜が離れないようにハンドルを少しずつ回転させる
[一連の流れ]
①ハンドルを少し回すようにして近心隅角から0度挿入
②歯石の底部をキャッチする
③第1シャンクを歯根面と平行にする
④エッジがかかるか確認する
⑤中指で側方圧をかける
⑥レストを中心に前腕回転運動