SRPレッスン 右上臼歯部
06.右上4_頬側/遠心

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

[ポジション]
・術者ポジション：9時
・顔面平面：チンアップ
・患者さんのお顔：正面
・開口量：2指弱
・チェアが高いとやりづらいため、肘より口が下になるように位置付ける
・患者さんと術者の距離が窮屈にならないようにしっかり取る

[スケーラー]
・使用スケーラー：＃13（ミニ＃13）
　歯周ポケットが深い、隅角部の施術、歯肉が薄い場合はミニを使用する
・正しく執筆状変法で持つ
・ハンドルは握り込まずに第3関節の根元（Cカーブ）に置く

[レスト]
・口腔外レスト
　中指、薬指の背で右顎の側面 or オトガイあたりで安定するところに置く

[側方圧]★どの指で側方圧をかけるかを明確にする
・中指の爪横で側方圧
・脇を閉めると側方圧がかけづらいため、軽く脇を開ける

[ストローク]
・前腕回転運動で垂直ストローク
・根面溝が深いためブレードの先端2㎜が離れないようにハンドルを少しずつ回転させる
・適度に脇を開けてストロークする

[一連の流れ]
①遠心隅角から0度挿入
②歯石の底部をキャッチする
③第1シャンクを歯根面と平行にする
④エッジがかかるか確認する
⑤中指の爪横で側方圧をかける
⑥レストを中心に根の陥凹にフィットさせるように前腕回転運動