SRPレッスン 左上臼歯部
03.左上4_頬側/近心

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

[ポジション]
・術者ポジション：10時
・顔面平面：チンアップ
・患者さんのお顔：やや右向き
・開口量：2指弱

[スケーラー]
・使用スケーラー：＃11（ミニ＃11）
　タイトな歯肉の場合はブレード幅の狭くなった（育てた）スケーラーがよい
・執筆状変法で持つ
・ハンドルは握り込まずに第3関節か、少し前あたりに置く

[レスト]
・隣在歯レスト
　挿入の際は2歯程度隣にレストを取り、作業角度に起こす時に一緒に動かして術歯に近づける
　第1シャンクの動きに合わせては脇も少し開く

[側方圧]★どの指で側方圧をかけるかを明確にする
・親指側方圧
・ハンドルが第3関節より前になりすぎると力がかけづらくなるため、ハンドルの位置に注意する

[ストローク]
・垂直ストローク
・親指と人差し指で回転を加えながら動かす
・コンタクトポイントがやりにくい時は9〜8時へ移動し、対合歯にレストを取るとやりやすい

[一連の流れ]
①近心隅角から0度挿入
②歯石の底部をキャッチする
③第1シャンクを歯根面と平行にする
④エッジがかかるか確認する
⑤親指で側方圧をかける
⑥レストを中心に根の陥凹にフィットさせるように前腕回転運動