・左上7番口蓋側近心のSRPのポイント
・スケーラーの持ち方やポジショニングについて
※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
[歯の特徴]
・根分岐部が口蓋側寄りにある
[ポジション]
・術者ポジション:9時(窮屈な場合は足だけ12時方向に向ける or 8時へ移動する)
・顔面平面:チンアップ
・患者さんのお顔:やや左向き
・開口量:3指弱
[スケーラー]
・使用スケーラー:#12(ミニ#12)
根の陥凹が強い時や歯周ポケットが深い場合はミニを使用する
・執筆状変法で持つ
・ハンドルは握り込まずに第3関節の付け根あたりに置く
・スケーラーは全体を1cmほど長めに持つ(中指の爪の横がハンドルの付け根あたり)
[レスト]
①口角の伸びの良い場合:対合歯レスト
②粘膜が厚くて伸びが悪い場合:左下顎を抱えるように口腔外レスト(挿入→作業角度がやりやすい)
[側方圧]★どの指で側方圧をかけるかを明確にする
・親指側方圧
[ストローク]
・垂直ストローク前腕回転運動
・根面溝が深いためブレードの先端2㎜が離れないようにハンドルを少しずつ回転させる
・適度に脇を開けてストロークする
[一連の流れ]
①近心隅角から0度挿入
②歯石の底部をキャッチする
③第1シャンクを歯根面と平行にする
④エッジがかかるか確認する
⑤親指で側方圧をかける
⑥レストを中心に根の陥凹にフィットさせるように前腕回転運動