SRPレッスン 左上臼歯部
09.左上6_頬側/遠心-バックポジション-

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

●垂直ストローク
[ポジション]
・術者ポジション：12〜13時
・顔面平面：チンアップ
・患者さんのお顔：右向き
・開口量：2指程度
・患者さんと術者の距離が窮屈にならないようにしっかり取る

[スケーラー]
・使用スケーラー：＃14（ミニ＃14）
　歯周ポケットが深い、隅角部の施術、歯肉が薄い場合はミニを使用する
・執筆状変法で持つ
・ハンドルは握り込まずに第3関節あたりに置く

[レスト]
・隣在歯レスト
　挿入の際は2歯程度隣にレストを取り、作業角度に起こす時に一緒に動かして術歯に近づける

[側方圧]★どの指で側方圧をかけるかを明確にする
・親指側方圧
・脇を開き、親指を手ごと回し込んで側方圧をかける
・親指の先が離れる“チョイ持ち”になると側方圧がかけづらいので、しっかりと親指をフィットさせて持つ
・親指の押す力と中指の受け止める力を意識する

[ストローク]
・垂直ストロークで前腕回転運動

[一連の流れ]
①遠心隅角から0度挿入
②歯石の底部をキャッチする
③第1シャンクを歯根面と平行にする
④エッジがかかるか確認する
⑤親指で側方圧をかける
⑥レストを中心に根の陥凹にフィットさせるように前腕回転運動



●水平ストローク：隅角あたりの歯石除去の時
[ポジション]
・術者ポジション：11〜12時

[スケーラー]
・使用スケーラー：＃13
・執筆状変法で持つ
・指を伸ばした状態で中指をシャンクのところに置く
・ハンドルは握り込まずに指の付け根に置く
★滑りやすいため、安定してしっかりと持つことが大事！

[レスト]
・隣在歯にしっかりとレストを取る

[ストローク]
・コンタクトエリア→隅角方向に少しずつ動かす