<実際のやりとりで見てみよう>
・検査についての説明
・基本検査前の声かけ具体例
※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
[右下で噛むと痛い、虫歯かも?という主訴で来院された患者さんへ基本検査を行う際の説明]
(主訴に対する治療前に基本検査を行うときのお声がけ)
◆自己紹介
◆主訴の確認→後ほどきちんと診察することを伝えておく
主訴部位をスルーして検査を行うと、患者さんが心配になり不信感に繋がる可能性がある
◆検査についての説明
【お口の中の病気は、大きく2つ】
1つは歯に穴が開く虫歯。(患者さん自身で気がついて来院されることが多い)
2つ目は、歯そのものの病気ではなく歯を支えている歯ぐきや、歯ぐきの下にある骨に問題が出る歯周病。(症状が無いまま進行するので、患者さん自身では気がつきにくい)
歯周病にかかると、虫歯の無い健康な歯でも歯を支えている骨が無くなり、しっかりと噛むことが難しくなる場合がある。
一度なくなってしまった骨は、健康だった状態まで元に戻すことは難しいので、出来るだけ進行させないことが大切。
「今から行う検査で歯周病にかかっているかどうかがわかります。患者さん自身で気になることはないかもしれませんが、確認をしましょう。」
◆媒体を用いた検査方法の説明
「歯と歯ぐきの境目には、溝があります。
この溝に目もりの付いた器具ををそーっと差し込んで、溝の深さや炎症があるかどうかを確認していきます。
歯ぐきに炎症があるところを触ると、少し違和感を感じられる方もいらっしゃいます。その時は我慢なさらずに左手を上げてお知らせください。
後ほど検査の結果をお伝えいたしますので、5分ほど楽にしてお受けください。」