コミュニケーション 〜患者さんへの伝え方〜
04. 基本検査後の説明 歯肉炎 その1

コミュニケーション 〜患者さんへの伝え方〜 04. 基本検査後の説明 歯肉炎 その1
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※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

[歯周基本検査の結果をわかりやすくお伝えするために]
※患者さん設定:歯周ポケット3mm以下・臼歯部に出血あり

◇歯周基本検査の数値の目安をお伝えする
「血液検査で正常値があるように、歯周病検査にも目安となる数値があります。
健康な歯ぐきは、先ほどの検査で測った溝の深さが3mm以内で、出血していない状態を正常とします。」

◇歯周ポケットの数値を見ていただく
「全ての数値が3mm以内で、問題のない数値です」

◇出血部位を見ていただく
「先ほどの検査で歯ぐきの溝を測った時に出血したところです。」

◇数値に問題が無くても、出血している部位は要注意であることをお伝えする
「健康な歯ぐきは出血しませんが、出血するところには歯周病の原因である細菌が繁殖していて、歯ぐきに炎症があるということを示しています。
数字が小さくても、出血がある状態が続くと、今後歯周病が進行する可能性の高い要注意箇所です。」

◇歯周病の進行にもレベルがあることを知っていただく
「風邪にもひき始めの軽いものから、肺炎のように重篤なものがあるように、歯周病にも進行にもレベルがあります。
健康な状態、歯ぐきだけが赤く腫れる歯肉炎、そこから炎症が進んで歯ぐきだけではなく歯を支えている骨が少しずつ溶かされる歯周病初期・さらに進んだ中等度・重度と進行していきます。」

◇患者さんの今のレベルをお伝えする
「○○さんの場合は、前歯には問題がありませんが、奥歯のところは歯ぐきだけに炎症のある歯肉炎の状態が何箇所かあります。後ほど、どこの場所に腫れがあるのかを見ていただきます。」

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