コミュニケーション 〜患者さんへの伝え方〜
05. 基本検査後の説明 歯肉炎 その2

コミュニケーション 〜患者さんへの伝え方〜 05. 基本検査後の説明 歯肉炎 その2
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※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

[歯周基本検査の結果をわかりやすくお伝えするために]
※患者さん設定:歯周ポケット3mm以下・臼歯部に出血あり

◇治療方法をお伝えする
「○○さん、歯肉炎の治療方法は2つあります。
1つめは、○○さん自身にお口の中の細菌を減らしていただく方法です。

先ほど歯周病の原因は細菌ですとお伝えしましたが、お口の中のあらゆるところに細菌がいて、私たちと共存しています。歯周病を引き起こす細菌には特徴があり、歯ぐきの中で生息することを好み、増殖していきます。

歯ブラシや糸ようじをを歯ぐきの溝に当てて、細菌を減らしていきます。
そのためには、まず○○さん自身のお口の中のどこに炎症があるのか知っていただきます。

そしてその場所のお手入れ方法をお伝えいたしますので毎日実践していただきます。
歯ブラシや糸ようじがきちんと当たれば歯ぐきの腫れは少しずつ引いていきます。」

「治療方法の2つ目は歯科医院にお越しいただき、私たち歯科衛生士がお口の中の細菌を減らす方法です。

細菌が硬くなり歯ブラシでは取りきれない部分や、歯ブラシが届かない場所に溜まった細菌を歯科衛生士が専用の機械を使ってクリーニングを行い、細菌の量を減らしていきます。細菌の量を減らすことで炎症は少しずつ引いてきます。」


◇歯周病は予防できる病気であることをお伝えする
「歯周病はご自身のお口に合ったお手入れ方法を身につけていだくこと・歯科衛生士がお口の中の細菌を減らすことで予防できますし、手をかけてお手入れすれば、腫れているはぐきは少しずつ変化を起こします。

私たち歯科衛生士だけでは防ぐことができない病気ですので、毎日されている歯ブラシを自分に合った方法で磨いていただければと思います。

正しいお手入れ方法を身につけられると、将来歯周病で歯を失うリスクを減らすことができます。」

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