コミュニケーション 〜患者さんへの伝え方〜
07. 基本検査後の説明 初期〜中等度歯周炎 その2

コミュニケーション 〜患者さんへの伝え方〜 07. 基本検査後の説明 初期〜中等度歯周炎 その2
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※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

◇患者さんの状態をお伝えする
※数値だけをお伝えし歯周病であることをお伝えしてないと、患者さんは歯周病の自覚を持たれないことがある。自覚を持ってもらうためにも、きちんとお伝えするようにしましょう。
「○○さんは、歯を支えている骨が少しづつ減っている歯周病の初期の状態です。
初期の状態ではほとんど自覚がありませんが、気付かないうちに進行してしまいます。」

◇歯周病の特徴をお伝えする
※歯周病という言葉を聞いたことのある患者さんは多いですが、どのような病気かを知っている患者さんは多くありません。歯周病はどのような病気かわかりやすくお伝えしましょう。
「歯周病の特徴は、虫歯のように痛みが出ず、気付かないうちに進行してしまうことです。重度まで進行すると歯ぐきが腫れて痛みが出たり、歯がグラグラしてしっかり噛めないという症状が出てきますが、そこまで進んでしまうと、治療をしてもうまくいかずに、歯を失うことが多くなります。」

◇治療とメンテナンスの必要性をお伝えする
「今回〇〇さんの歯周病を初期の段階で見つけることができてよかったと思っています。
歯周病で失った骨は、健康だった状態まで戻すことができませんので、できるだけ進行させないように食い止める治療が必要です。
今のうちに治療をして、安定した後にメンテナンスを受けていただくことで、長くご自身の歯で美味しく食事をしていただくことができます。
歯周病の原因は細菌による感染症です。細菌が歯茎の中へ中へと侵入して増え、そして毒素を出し、骨が失われて行きます。
歯周病の治療方法はお口の中の細菌の量を減らすことです。
特に歯茎のキワや、歯茎の溝の細菌を減らさなければ良くなりません。」

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