・舌側面観の撮影時の術者ポジショニング
※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
■舌側面観の撮影する際の術者ポジションについて
舌側面観を撮影するためのポジションを作っていきます。
撮影方法には患者さんがチェアーに寝た状態で撮影する方法もありますが、今回は患者さんが座ったままの状態で撮影する方法をお伝えします。
①患者さんのポジショニングについて
実際に患者を誘導し、患者がチェアで位置を変更している動画
患者さんに深くチェアーに腰掛けて頂き、頭をヘッドレストにつけてもらいます。
ヘッドレストの位置は、頭が後ろに反り返らないように、下向きにならないように調整します。
②舌側面観は口腔内ミラーを使って撮影していきます。
ミラーを入れての撮影がしやすくなるように、患者さんに顔の向きを変えてもらいます。
左側を撮影する時には、左側に口角鉤をかけ、患者さんには右を向いてもらいます。
右側を撮影する時には、右側に口角鉤をかけ、患者さんには顔を正面に向けてもらいます。
この時、頭の後ろはヘッドレストにつけたままにしてもらうようお声掛けします。
③チェアーは、患者さんの顔の高さと、口腔内カメラを構える位置とがほぼ同じくらいになるように調整します。
目安としては、チェアーのバックシートの付け根の部分に、撮影者の太ももの中央付近が来るようにします。
小さなお子様の場合はチェアーを高く上げる必要があるため、チェアーから落ちないように気を付けて見てあげましょう。