座位で撮る口腔内写真12枚法
02. 撮影の目的と規格 その2

座位で撮る口腔内写真12枚法 02. 撮影の目的と規格 その2
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・規格性のある12枚法

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

12枚法では、正面観、側方面観、咬合面観、前歯部舌側、臼歯部舌側を撮影します。

まず、正面観の規格性についてお伝えします。
・正中が写真の中央に垂直にあります
・咬合平面が写真の中央に水平にあります
・口角が左右均等に引かれていて、口唇が写り込んでいません
・口腔前庭まで見えています
・患者さんにカチカチと噛んでもらった状態の、中心咬合位であること

次は、側方面観です。
・咬合平面が写真の中央に水平にあります
・上下の口腔前庭の隙間を揃える事で、咬合平面が写真の中央に水平に映ります
・患者さんにカチカチと噛んでもらった状態の、中心咬合位で噛んでいます
・最後臼歯部の後方まで写っています

次は、臼歯部舌側です。
・歯頚部が写真の中央に垂直にあります
・最後臼歯部から小臼歯までが写っています

次は、前歯部舌側です。
・正中が写真の中央に垂直にあります
 前歯に叢生がある患者さんの場合、前歯の並びに惑わされず、正中を写真の中央にするよう注意しましょう。
・口角が左右均等にひかれていて、口唇が写り込んでいません

最後に、咬合面観です。
・正中が写真の中央に垂直にあります
・ミラーの縁と左右臼歯部との隙間を一定にします
・口角が左右均等にひかれていて、口唇が写り込んでいません
・最後臼歯部の後方まで写っています

このように、規格性がある写真とは、余分なものを写さずに左右均等に写っているということです。
規格性のある写真を撮るためには、まずは正しく撮れている口腔内写真をたくさん見て、正しい構図を頭に入れることから始めましょう。
正解が頭に入っていれば、間違いに気付きやすく、撮影する時に自分で修正できるようになります。

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