座位で撮る口腔内写真12枚法
14.頬側面観の手順

座位で撮る口腔内写真12枚法 14.頬側面観の手順
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・頬側面観の撮影手順

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

◼️頬側面観の撮影手順
(撮影の際、口角鉤の差し替えが少なく撮影時間を短縮するための手順)
・頬側面観は撮影部位の反対側に口角鉤をかけ、撮影側の頬粘膜をミラーで排除して撮影する
・左側舌側→左側口蓋側→右側頬側の順で撮影する

①口角鉤の挿入
少量の水で濡らした口角鉤を撮影部位の反対側の口角に挿入する

②口角鉤を患者さんにお持ちただく
×口角鉤を後ろに引っ張る(頬が引っ張られミラーの挿入がし難苦なる、中心咬合位で噛みづらくなるため)
◯軽く持つようにする

③お顔の向きの調整
(撮影者は患者さんの右側に立っている)
右側の撮影:患者さんのお顔は右方向(口角鉤は左側)
左側の撮影:患者さんのお顔は正面(口角鉤は右側)

④撮影部位の唾液を飛ばす
エアーを上下にジグザグに当て歯頚部や歯間部にある唾液をしっかりと飛ばす

⑤側方用の口腔内ミラーを挿入する
口角鉤をかけた状態でお口を軽く開けていただき、口腔内ミラーを口腔内に水平に挿入する
奥まで入れてから頬を広げるようにミラーを立てる
ミラーの縁を下顎骨の外側に軽く当てる
(痛みが出るので強く当てないこと)

⑥中心咬合位で噛んでいただく
中心咬合位で噛んでいただき、口腔内ミラーを歯列からできるだけ離す

⑦口腔内ミラーの角度を調整する
歯列が口腔内ミラーの中央に写るようにミラー角度を調整する
(写真に奥行きが出ないよう、歯列と口腔内ミラーの角度はできるだけ大きくする)
ミラーの縁と咬合平面を平行にする

⑧撮影

構図が決まれば口腔内ミラーの正面からカメラを構え撮影する

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