座位で撮る口腔内写真12枚法
04. 撮影をスムーズに行うために押さえておくべきポイント

座位で撮る口腔内写真12枚法 04. 撮影をスムーズに行うために押さえておくべきポイント
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・準備物の確認
・カメラの持ち方と構え方

※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。

■撮影をスムーズに行うために押さえておくべきポイント
実際に撮影する場に臨むと、緊張して思うように撮影を進行できないことがあります。

まずは、事前に準備物がきちんと揃っているかどうかを確認しましょう。事前の準備を怠り無くしておけば、患者さんとのコミュニケーションをとる余裕が生まれて、緊張感なく撮影に臨めるようになるでしょう。

まず、口腔内カメラの状態を確認しましょう。
電源を入れ、メモリーカードが入っているかどうか、フラッシュがきちんと光るかどうか、ファインダーがきちんと動くかどうか、テスト撮影を必ず行なってから撮影に入りましょう。

口腔内撮影用ミラーが熱すぎないかどうかも、手の甲に当てて確認しましょう。

照明用のユニットライトがきちんとつくか、アームが動くかどうかも確認しましょう。
照明はユニットライトを使用します。口腔内は光が到達しにくく、照明なしで撮影すると口腔内がはっきり写らない写真になってしまうため、必ず照明を使って口腔内を照らしましょう。
照明の位置は、患者さんの顔を基点に、
①顔面の左側上方
②顔面の正面
の2方向から選択します。
照明の位置は撮影終了まで変えません。
撮影する時には、照明を遮らないような位置に立って撮影を行います。

撮影をスムーズに行うために自分の手の届きやすいところにユニットライトや器材を置き、自分自身のポジショニングを済ませたら、患者さんに不安感を与えないようにするために、これから口腔内写真を撮影することをお伝えして、それから撮影に入っていきましょう。

次は、カメラの持ち方と構え方についてです。
今回の撮影では、デジタル一眼レフカメラを使用して撮影していきます。カメラの持ち方と構え方カメラの正しい持ち方は、左手を撮影レンズの下側に軽く添えて、右手は本体の右側にあるグリップ部をしっかりと握ります。ファインダーを覗いてカメラを構える時は、両脇を軽く閉めるようにすると、カメラの重みによって腕が動いてしまうことを防げます。

誤った持ち方の代表的な例は、撮影レンズの上側を左手で掴む、またはカメラ本体を両手で握る、といったものです。このようなカメラの持ち方は、カメラが不安定になってしまうため避けましょう。

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