・基本のレスト(固定)の取り方5パターン
※考え方や方法は様々あります。この動画でお伝えする内容はラプレッスンで推奨する方法です。
4つ目は「フィンガーオンフィンガー」です。
患者さんの歯ではなく、自分の左指にレストを置く方法です。
ポケットが深い部位や、このように左上臼歯部口蓋の時、左人差し指を咬合面
において行います。歯に動揺がある時に、左指で歯を固定しながら行うこともできます。
右下頬側の時などに使用します。歯に指を沿わせることで粘膜を排除することができ視野の確保も行えます。
最後5つ目は「口腔外レスト」です。
口腔外レストは患者さんの顎や頬部にレストを置きます。
開口量が少ない患者さんや、臼歯部などで第一シャンクを根面と並行にできない場合に使用します。
ただ、レストが遠くなる分、不安定になりやすいので慎重に操作を行ってください。
例えば、右上大臼歯の時などこのようにレストを置きます。
患者さんのお顔に直接触れるのではなく、フェイスタオルを置いて、その上から
レストを取るようにしましょう。
そして、一言「お顔の上に手をおいて少し力を加えさせていただきます」とお伝えして行いましょうね。